もう一度 微笑ってみせて
胸の奥のフィルムに 焼きつけておくから さよならに 見送られて あの夏の日を 卒業してゆこう 永遠に心は 離れはしないと誓った あの桜の下で きみはいまひとりで なにをみつめるのだろうか ああ 咲きそめし 淡い花びらは 人のこころにほほえみを宿し かすかな風に散ってく はるかなあこがれに 旅立つときは 出会いと別れのせつなさに とまどうことばかり ああ 舞い上がる 花びらのむこうに 夢のつづきが きっと待っている 見上げる かすみの空に まっすぐ咲けばいい 生きればいいさ 何度でも立ち上がるきみに 清らにさくらが舞う |
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